こんな疑問を解決していきます。
約10年駅員として働いてきた私が解決していきます!
この記事を読めば、ICカードステッカーを貼ってもいい場所と良くない場所が一目でわかるようになります。
前半ではステッカーを貼ってもいいところを、後半では吸ってカーがどこで売っているのかを紹介していきます。
ICカードにはステッカーを貼ってはいけない
PASMOやSuicaを発行している会社が「貼らないでください」と言っているため、貼ってはいけません。
でも現実を見ると、多くの人がステッカーを貼って使っています。
個人的にはいつでもはがせる覚悟があるならいいのではと思いますが、貼らないに越したことはありません。
ステッカーを貼っていいもの、ダメなもの
いいもの
- タッチだけで済むもの
- 自分以外が確認しないカード
ダメなもの
- 機械を通すもの
- 係員が確認を必要とするカード
ステッカーは機械を通さないものに貼る
「機械に入れないカード」に貼り付けます。
どうして機械に入れるカードには貼ってはいけないの?
交通系ICカードの場合、機械の中にある、ICカードを読み取る部分までたどり着けないからです。
ICカードを機械に入れると、ゴム製のベルトに挟まれてカードが機械の中を移動します。

この時、シールが貼ってあるとベルトが滑ってしまい、うまく読み取り部まで運ばれず、エラーを起こしてしまうんです。
だから、機械を通さないものにステッカーを貼る、というわけです。
ICカードへのチャージは、券売機のトレーに置いてチャージすることもできます。
これならステッカーを貼っていても問題ありませんよ!
こんなときはステッカーをはがしてね
すでにICカードを貼っている場合以下のときにはきちんとはがすことをおすすめします。
それは
- カード券面を確認するとき
- 機械に投入するとき
- カードを返却するとき
です。
カード券面を確認するとき
主に振り替え輸送を行うとき、係員がカード表面に書かれた定期券などを確認するからです。
正直、係員が扱う機械でも定期券の区間を確認できますが、読み込むまでのちょっとしたタイムラグがあるため、係員の目で見てそのまま改札を通ってもらう方が早いんです。
振り替え輸送で係員に定期券をチェックしてもらう行列ができにくいというメリットがあります。
機械にICカードを挿入するとき
先ほども紹介しましたが、機械の中でカードが滑ってしまい、うまく読み取れずにエラーとなってしまうことがあるからです。

トレーに置くタイプならシールを貼っていても問題ありません。
しかしカードを機械に入れてエラーを起こしてしまうと、機械から取り出したり、うまくチャージされているか確認したりするため時間がかかってしまいます。
あと3分で電車が来るのに、ステッカー1枚のせいで時間を取られるのは嫌ですよね。
トレーに置いてチャージするか、ステッカーを貼らずに使うのがおすすめです。
カードを返却するとき
ICカードはレンタル品で、返却の際は必ず係員側で機械を通して手続きを行います。
なので原状復帰して返却します。
ステッカー以外にテプラやシールを貼っていたり、マジックペンで印をつけているものをよく見ますが、必ずはがしたり消したりして持ってきましょう。
ICカードステッカーの目的は個人情報の保護
ICカードの表面には
- 名前
- 年齢
- 性別
- 定期券の区間
などの個人情報が丸見えです。
パスケースから取り出せばだれからでもその情報が知られてしまいます。
そんな状態を防ぐためにICカードステッカーがあるのです。
しかしカードの発行会社としてステッカーの貼り付けを推奨しているわけではありません。
そこでおすすめなのがカードケースを使うことです。

非透明のケースを利用すれば、カード自体を加工することなく個人情報を守れますよ。
ただし、カードを機械に入れてチャージしたり、定期券を更新したりするときはカードを取り出す必要があります。
ICステッカーを売っている場所
ICステッカーは以下の場所で売られています。
- ネット通販
- 自作
店舗で売っているという事実は確認できませんできませんでしたが、ネット通販で購入することができます。
楽天市場ではすでにデザインされたものを、ほかには自分でデザインして発注するものの2つに分かれます。
楽天市場のデザイン済みステッカー
自分でデザインして発注するもの
まとめ ICカードステッカーはICカード以外に貼ろう
交通系のICカードにステッカーを貼ることは推奨されていません。
どうしても貼りたい、そんなあなたはいつでもはがす覚悟で使いましょうね。