恵方巻は昔はなかった?発祥を解説
恵方巻という名前では昔から売られていたわけではありません。
しかし恵方巻の起源とされるものがありました。
今回紹介するのはこちら2つの起源です。
- 戦国時代の説
- 江戸時代の説
戦国時代の説
戦国時代に武将が巻きずしをまるごと食べて戦に出たところ勝利できた説が、恵方巻の起源と言われています。
江戸時代の説
巻き寿司は1750年~1776年の江戸時代に生まれたといわれていています。
関西ではいろいろな具材が入った太巻きが、関東では具材の種類がまとめられた細巻きが好まれました。
太巻きを節分の時期に切らずに食べて縁起を担いだ、という説があることから、恵方巻の歴史は江戸時代に始まったとされています。
ちなみに太巻きというと千葉県の郷土料理になってしまうため、太い巻きずし、細い巻きずしという方がいいかもしれませんね。
恵方巻が広まった要因
これもまた2つの説があります。
- 大阪の海苔組合
- セブンイレブンが流行らせた
大阪の海苔や寿司の組合
昭和28年頃、大阪海苔問屋協同組合が海苔の販売促進として広めたのが始まりといわれています。
昭和48年には、節分に巻きずしを丸かぶりすると幸福が訪れると宣伝するチラシを配布されました。
昭和52年からは大阪・道頓堀で海苔祭りとして街頭イベントが開催され、マスコミ報道を通じて全国に広がり、恵方巻という風習が定着していったとされています。
セブンイレブンが流行らせた
1989年、広島県の一部店舗でセブンイレブンが恵方巻と名付けて売り出したのは流行りのきっかけとされています。
1998年に全国展開のコンビニで発売を開始、それとともにスーパーやコンビニでも発売されるようになりました。
また恵方巻を展開させ、季節商品として販売促進するきっかけにもなりました
恵方巻の歴史
ではここで恵方巻にまつわる歴史をまとめていきます。
- 1565年:戦国時代、堀尾吉晴が出陣前に恵方巻の起源となる太巻きを食べて大勝利
- 1750年~1776年:江戸時代、関西では太巻き、関東では細巻きが誕生する
- 1780年:太巻き、細巻きが一般的に食べられるようになる
- 1953年:大阪の海苔問屋協同組合が、海苔の販売促進を目的として、恵方を向いて太巻きを無言で丸かぶりすると願いが叶うと宣伝する
- 1973年:大阪の海苔問屋協同組合が節分に巻きずしを丸かぶりすると幸福が訪れると宣伝するチラシを配布
- 1977年:大阪・道頓堀で海苔祭りとして街頭イベントが開催され、マスコミ報道を通じて全国に節分に巻きずしを丸かぶりすることが広がる
- 1989年:広島県の一部店舗でセブンイレブンが恵方巻と名付けて売り出した
- 1998年:全国展開のコンビニで発売を開始、それとともにスーパーやコンビニでも発売されるようになる
まとめ 恵方巻の起源は古いが広まったのは最近
恵方巻の起源は戦国時代や江戸時代にはありました。
しかし恵方巻として全国に広まったのは1998年。
セブン-イレブンにより、節分の新しい風物詩として定着しました。
恵方巻は、古い起源を持ちながら広まったのはここ30年という歴史、まるで長い眠りから覚めた不思議な生物のようですね!
今年の節分は、古くて新しい恵方巻を食べて願いをかなえてみませんか?