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クリスマスの本当の意味は怖い?クリスマスの意味と由来を徹底解説

クリスマスには怖い意味があるって本当?

たしかにイルミネーションとかキラキラしたイメージしかないよね

なんで12月25日に祝うの?

クリスマスの本当の意味と由来を解説していくよ!

クリスマスの本当の意味は怖い

クリスマスの意味が怖いといわれるには3つの理由があります。

  • もともと闇を追い払う儀式をしていたから
  • 死んだ人の霊をなぐさめる儀式をしていたから
  • クリスマスのカラーには生と死の意味があるから

もともと闇を追い払う儀式をしていたから

クリスマスの由来となった日は、冬至(1年で一番夜が長い日)です。

昔の人たちは、1日で一番夜が長い当時に対して「このまま太陽が戻らなかったらどうしよう」と不安や恐怖を感じていたんです。

だから、冬至の日には「太陽がまた戻ってくるように」と祈るお祭り、闇を追い払う儀式が行われていました。

つまり、クリスマスは光が闇に勝つ日でもあり、「闇」という怖さとセットになって生まれた行事なんです。

今でも街灯のない道は真っ暗闇で怖いよね

悪霊や厄災を追い払うための儀式だったから

北欧やゲルマンの国では冬至の夜に火を焚いて、闇や悪霊、厄災を追い払う儀式が行われていました。

夜に「ユールログ(Yule Log)」という大きな木を燃やし、悪霊を追い払い、闇に勝つための祈りがこめられていたんですね。

クリスマスのカラーには生と死の意味があるから

クリスマスカラーといえば「赤・緑・金」。

でもこれにも、ただのデザインじゃない意味があります。

  • 赤:血、命、そして犠牲を表す色
  • 緑:永遠の命、自然の力
  • 金:太陽や神の光の象徴

つまり、クリスマスカラーは命の終わりと再生を表しているんです。

きらびやかに見えるけど、よく考えると生と死が隣り合わせの象徴なんですね。

クリスマスの由来は冬至の闇を追い払う儀式だった

まず、聖書には「イエス・キリストの誕生日が12月25日だ」とは書かれていないんです。

昔のキリスト教の人たちは、そもそも「誕生日を祝う」という文化をあまり良く思っていませんでした。

なぜかというと、誕生日を祝うのは神様ではなく自分を特別視することだと考えられていて、それが異教(キリスト教とは違う信仰)っぽいと思われていたからなんです。

イエス・キリストの誕生日を祝うということではないんだね

ではどうして12月25日になったのか?

実はその答えは古代ローマで行われていた「冬至の祭り」にあるんです。

その祭りの名前はサトゥルナリア。

太陽が一年の中でいちばん弱くなる冬至の日が、当時の暦で12月25日でした。

冬至の日に、「太陽がまた力を取り戻す=復活する」ことをお祈りしていました。

だから、キリストの誕生日も光が闇に勝つ日として、その冬至のタイミングに合わせられ、「太陽が生まれ変わる日」と「救世主が生まれた日」が重ねられたと言うことなんです。

ツリーにも昔の信仰が残ってる

ツリーに使われる常緑樹は、冬でも葉っぱが落ちません。

だから昔の人は「命の力がずっと続く木だ」と考えていて、悪いものを追い払う力があるって信じていたのです。

ヤドリギも「命の精霊が宿る特別な木」として大切にされ、それを玄関に飾ることで、家に幸せを呼びこむって言われていました。

日本のクリスマスはどうやって始まったの?

日本にクリスマスが伝わったのは明治時代。

1552年、宣教師と呼ばれる外国のキリスト教の人たちが日本に来て、教会でクリスマスをお祝いしたのが最初です。

しかし日本では宗教的なお祝いというよりも、「ケーキを食べる日」、「恋人と過ごすイベント」として広まっていきました。

確かにクリスマスといえば、チキンやケーキを食べてサンタクロースからプレゼントをもらうというイメージが強いですよね。

まとめ クリスマスは光と闇の物語

クリスマスは、昔の人たちが闇の中でも希望を見つけようとした祈りが始まりです。

だから、私たちがクリスマスを楽しむとき、プレゼントやケーキをもらうだけではなく、闇を追い払い太陽が復活することを願った日であることを思い出してみると、クリスマスに対する考えが変わるはずです。

今年はいつもとは違った思いでクリスマスを過ごしてみませんか?

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